歴史的背景
日本では馴染みのない「キャリアカウンセリング」ですが米国での歴史は古く、起源は約100年前にさかのぼります。
若者が自らの技能、特性を考えずに場当たり的に職に就くがために離職を繰り返す、この危険を防ぐために「職業指導」として始められました。
真髄(本質)は
現代のキャリアカウンセリングは単なる「職業指導」とは違い「個人の生活全体の中の”仕事”」として個々の心の中に眠っている不安や希望を見出し、それを解消しさらに目標を達成する為にはどうしたらよいのか、を考えるものです。
しかし、この答えはクライアント(相談者)本人の心の中にあるのです。
キャリアカウンセリングはカウンセラーが答えや方法を与えるのではなく、
クライアントと肩を並べて同じ目線で問題に向き合うことで本人の潜在的
意思や能力をを引き出します。
クライアントは自分で決定した意思達成を実現する為に幾度も自分を振返り、軌道修正しながらベストな方向へと歩むことができます。
現代社会での存在意義
現代社会においては、心の病やストレスを抱えながら仕事に従事している人が著しく増えているといわれます。
反対にこのような社員を雇用している経営者の悩みもまた増大しているわけです。
社員間、上司・部下間のコミュニケーションの取り方も変わり「わかってくれない⇔わからない」「話を聞いてくれない⇔話してくれない」の希薄な関係の中に、キャリアカウンセラーが入り、それぞれの心の問題を整理
していくことで、「人」の意欲が上がり、「組織」の活性化へと導きます。
今後の姿(活かし方、活かされ方)
2000年の厚生労働省「キャリアカウンセラー増員計画」に始まり、キャリアカウンセリングの需要は明らかに高まっており、さらには本年度国家技能士として認定をされ、より質の高いカウンセラーが求められています。
今までの「自らの力で解決していた個人の内面の問題」を解決していく
支援者としてだけではく「人間として最高に機能できる人間」を作り上げる
手助けとなる、それがこれからのキャリアカウンセラーの使命でもあると感じます。






